大人の乗り物だった
最近、よくタクシーに乗っている。
「あ、やばいな、遅れそうだな」と思ったらすぐに乗ってしまう。財政的に大変よろしくない。わかっていても乗ってしまう。
よろしくない。
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子供の頃は、タクシーに乗るという行為にどこか大人びた雰囲気を感じていた。
年末年始に親戚で集まった時によく乗っていたので、「特別な時にしか乗らないもの」というイメージがあったのかもしれない。お勘定の時の、
「ここは俺が払うよ…」
「あ、そう。悪いねえ…」
みたいなやり取りは、大人びてカッコよく見えた。
それが今や、遅刻のリカバリーに使うようになってしまった。大人の階段を飛び越えてしまった感がある。
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タクシーといえば、中島みゆきの「タクシードライバー」という曲をご存知だろうか。とてもいい歌なので、是非一度聞いていただきたい。歌っていうかほとんど語りです。みゆき語ってます。
タクシードライバー、苦労人と見えて
私の泣き顔、見えて見ぬふり
天気予報が今夜も外れた話と
野球の話ばかり、何度も、何度も、繰り返
前の会社にいた時、難波にある謎の「生ドラム喫茶」で歌ったら、そこのママに「あなた演歌のドラマーになりなさい!(?)」と言われたのもいい思い出だ。
今日も劇団春眠党ホームページに来てくれてありがとう。タクシードライバー、いい歌なので是非聴いてね。
ト
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